ご挨拶
軽症の先天性心疾患であっても、的確な診断・治療計画は欠かせません。重症先天性心 疾患では胎児期からの管理や出生直後の対応が予後を左右します。胎児超音波検査による胎児診断を積極的に導入し、早期診断と正確な病態把握を行うことにより、最適な治療を 提供できるように努めております。そして、外科治療においては手術の難易度に関わらず、丁寧・安全をモットーとしております。県内唯一の先天性心疾患外科治療可能施設として高いQuality維持を目指します。
部門紹介
各診療科協力のもと先天性心疾患全般にわたり診療する部門として、胎児エコーによる胎児診断から乳幼児期の初期診断・治療、再手術や経過観察まで長期に渡り、統合的に計画・管理を行うことを目指しています。2013年10月に開設しました。 2014年9月より手術を開始しており、年間30〜60例程度の手術症例数です。CTベースの3D模型を作成したり、逐次近似再構成法を用いたDICOM画像立体視view system “VIEWTIFY”を導入して、先天性複雑心疾患形態がさらに理解しやすくなるよう努力しています。こうしたことは臨床のみならず、学生や研修医・修練医の教育に応用されます。
業務内容
先天性心疾患の診断、治療、経過観察を中心とした診療(外来、入院、相談)、教育
- 心臓血管外科
山岸正明 | (特任教授・センター長、心臓血管外科専門医認定機構専門医・修練指導者、成人先天性心疾患学会専門医、日本外科学会専門医、Member of American Association for Thoracic Surgery、Member of European Association of Cardio-thoracic Surgery、Surgeon Member of the Society of Thoracic Surgeon) |
福場遼平 | (助教、心臓血管外科専門医、外科専門医) |
殿村 玲 | (助教、心臓血管外科専門医、外科専門医) |
三谷和大 | (胸部心臓血管外科学教室 医員) |
- 小児科
辻井信之 (日本小児循環器学会専門医)
- 新生児科
梶本昂宏 (日本小児学会専門医)
- 循環器内科
石原里美 (日本循環器学会専門医)
- その他協力科・部署
産婦人科、麻酔科、麻酔科集中治療部、放射線科、臨床工学部門など
- 外来
小児科循環器外来 火曜日(辻井)、金曜日(辻井、梶本)
内科循環器外来 水曜日(石原)
心臓外科外来 金曜日(福場、殿村)
- 手術日
火曜日、木曜日
小児心臓外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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2診 |
福場(午前) |
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3診 | 殿村(午後) |
※★は女性医師です。
成人先天性心疾患外来
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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福場(外科) |
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辻井(小児科) | ★石原(内科) |
※★は女性医師です。