ご挨拶
麻酔科での全身麻酔などを受けられる患者さんがすべて対象になります。外来などで手術が決定した段階から周術期管理センターを受診いただき、チームでの周術期管理を実施させていただきます。薬剤管理や麻酔科での術前・術後管理はすべての患者様に実施させていただきます。
入院期間が長くなり、合併症が比較的高い手術をうけられる患者さんに、薬剤管理や麻酔科での術前・術後管理に加え、術前からの歯科治療、リハビリテーションや栄養管理をなども実施させていただきます。このような介入が患者さんの予後を改善することが知られています。重症の患者さんでも合併症がなく、短期間で退院できるよう、支援させていただきます。
部門紹介
周術期管理センターは、奈良県立医科大学附属病院で手術を受けられる患者さんが、安全な質の高い周術期管理を受けていただけるよう、多職種のチームで協力してサポートさせていただくためのセンターです。
外科医、麻酔科医、歯科医、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士、管理栄養士、臨床心理士、歯科衛生士、医療ソーシャルワーカー、事務などが共同で、最善のケアができるように配慮させていただきます。
平成26年12月より、患者さんにこのセンターへ来ていただけると、様々な情報を知っていただくことができるスペースが完成しました。日本でも初めてのものになります。これらの活動を通じて、患者さんのアウトカムや満足度を改善していきたいと思います。
業務内容
周術期管理センターでは以下のような業務を行います。
1)看護師によるオリエンテーション
2)麻酔を受けられる患者さんの術前・術後評価
3)口腔機能管理
4)薬剤管理
5)周術期のリハビリテーション
6)その他、必要に応じて、ペースメーカーなどの機器管理、栄養管理、カウンセリング、医療費や退院後支援などの相談など、周術期管理に必要なことを統合的に実施します。
いずれの管理法も、患者さんの術後のアウトカムを改善し満足度を高めるためのものです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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1診 | 林 | 中橋 | 川口 | ★川瀬 | ★植村 | |
2診 |
※★は女性医師です。