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CT

CT検査とは

 CT(Computed Tomography)検査とは、X線を利用して人体の断面画像を得る検査です。検査時、患者様は検査用ベッドに横になり,ドーナツ状の装置の中に入ります。撮影時には、ベッドが移動しながらX線を使用してデータを収集し、コンピューターで人体の断面画像を再構成します。技術の進歩により、全身の撮影が可能となり、撮影時間も短縮されました。データを詳細に取得することで、ごく小さい病変の描出や、立体的な画像(3D画像)を得ることもできます。検査時間は概ね5分から15分程度で、検査部位や目的によって若干異なります。
 詳細な検査のために造影剤という薬剤を使用して検査する場合もあります。造影検査では、静脈注射で造影剤を使用することで、血管や臓器、病変をより鮮明に撮影することができ、精密検査や経過観察に有益な情報を提供します。

 

検査装置

当院には、3台のCT装置があります。どの装置もマルチスライスCT装置で短時間で詳細な画像を取得することが可能です。検査部位や目的に応じて、最適な装置を使用して検査を行っています。

SIEMENS社製

Definition Flash

SIEMENS社製

Definition AS

CANON社製

Aquilion ONE

 

検査を受ける患者様へ

 CT撮影では、撮影部位に金属類のついた服や装飾品を装着したまま検査を行うと,画像に影響が出て適切に診断ができない可能性があります。金属類をはずしていただくか、検査着に着替えていただくことがあります。また、金属類が無い場合でも,検査の内容によっては検査着への着替えが必要になることがあります。

 造影剤を用いた検査の場合、アレルギーの有無などを確認するために問診票をお渡ししていますので,ご記入の上、当日検査室までお持ちください。また,当院では造影検査の3時間前から絶食としておりますので、検査前の食事を控えていただくようお願いいたします。
 造影剤を使用することによって、副作用が発生する可能性があります。多くは使用直後から数分以内に発生する急性副作用ですが、まれに1時間以上経過してから発生する遅延性副作用もあります。検査中は検査室スタッフが観察していますが、異常を感じた場合は我慢せずにお伝えください。副作用が出た場合は、立ち会いの医師が薬剤投与など適切な処置を行います。

 

主な検査内容

 CT検査の目的は、病気の有無の確認や、手術前などの精密検査、手術後や治療後の経過観察など多岐にわたります。検査目的を満たすため、撮影方法、造影剤注入方法、画像処理方法などを選択し、より良い画像を提供しています。

 

頭部CT検査

頭痛や頭部打撲による骨折の有無や出血の有無を確認することが可能です。

単純CT画像 脳出血が見られるCT画像
脳出血が見られる画像(冠状断) 脳血管CT画像(3D処理)

 

胸部CT検査

肺の状態を詳しく検査できます。また、肺がんの早期発見などにも有効です。

胸部単純CT画像 肺野単純CT画像
胸部造影CT画像 胸部造影CT画像(3D処理)

 

腹部CT検査

腹痛の精査や腹部臓器(肝臓や膵臓など)の状態を詳しく検査することが出来ます。

腹部単純CT画像 腹部造影CT画像

腹部造影CT画像(冠状断)

腹部造影CT画像(3D処理)

骨盤-下肢単純CT(3D処理) 骨盤-下肢造影CT(3D処理)