診察日 | 月曜日~金曜日 |
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受付時間 | 午前8時~午前11時 |
診療時間 | 午前9時~ |
休診日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) |
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IVRとは、インターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)の略で、X線透視やCTなどの画像で身体の中を見ながらカテーテルや針を使って行う治療です。IVRは局所麻酔で行うため身体にあたえる負担が少なく、病気の場所だけを正確に治療でき、入院期間も短縮できるなど優れた特徴を持っています。
当院では、IVRを専門的に行うIVRセンターが設置されており、診断を含めて年間約5000件の症例があります。
この装置はIVR-CTとも呼ばれ、X線透視装置とCT装置が一体になったCANON社の装置を導入しています。当院では、数多くの症例を行っており他院からも多くの医師が見学・研修に訪れ、そしてCANON社とも研究・開発を行っています。 |
透視装置:CANON社製 Alphenix |
この装置は頭頸部領域の診断および治療の際に使用する装置です。当院では脳血管撮影装置として、バイプレーン血管撮影装置を導入しており、手技は主に脳神経外科医師が行っています。頭頸部領域のIVR件数は、カテーテルの進歩により年々増加しており、日本では年間1万件以上の手技が行われています。またカテーテル治療は、外科的手術では治療困難な脳の中心部分でも治療を行う事が出来、入院期間が短いというメリットがあります。 |
SIEMENS社製 Artis Q Biplane |
この装置は心臓領域の精査及び治療の際に使用する装置です。 |
Philips社製 Allura Clarity |
TACEとは肝動脈化学塞栓療法の略で、肝細胞がんは動脈から栄養されるために、腫瘍を栄養する血管内に進めたカテーテルから抗がん剤と血流を遮断する塞栓物質を注入し、腫瘍を壊死に陥らせる治療法です。
当院では、術中にCTHA Dual Phase法(肝動脈造影下CT)を用いて撮影する事で、肝細胞がんへ供給する動脈を末梢まで描出するCT画像を撮影します。そして、素早く手術支援画像としてVR画像を作成し手技を行う医師に提供を行う事で、選択的TACEという肝細胞がんのみを塞栓し、正常肝細胞への影響を出来る限り低減するTACEが可能となります。
CTHA Dual Phase法
手術支援画像を用いたTACEの流れ
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