呼吸サポートチームについて
奈良県立医科大学附属病院では、人工呼吸器装着患者の安全管理を目的として、呼吸サポートチーム:RSTを発足し、2012年より活動しています。
活動概要
ミッション
患者さんの呼吸ケアの向上、および安全管理を目的とし、人工呼吸器の装着患者の把握、助言、教育、標準化、安全管理を、チームを通じて行います。
構成メンバー
- 医師:救急科医師、麻酔科医師、呼吸器内科医師、口腔外科医師
- 看護師:集中ケア認定看護師、クリティカルケア認定看護師、急性・重症患者看護専門看護師、特定看護師等
- 臨床工学技士
- 理学療法士
- 歯科衛生士
支援内容
- ラウンドによる一般病棟における人工呼吸器装着患者の把握
- ラウンドによる人工呼吸器装着患者の全身管理状況の確認及び、助言
- ラウンドによる人工呼吸器の使用方法の確認及び、助言
- 人工呼吸器に関連した、マニュアルの整備
- 人工呼吸器装着患者の安全管理全般に関する課題の把握、改善策の検討
- 人工呼吸療法に関する、教育支援、危機対応等、安全管理向上に必要な活動
対象患者
主に一般病棟で人工呼吸器装着をしている患者
主な活動
病棟ラウンド
- 定期回診
毎週火曜日、メンバーが対象患者さんのベッドサイドへ訪問し、人工呼吸器のチェック、治療・ケア、安全管理の視点から助言や支援を行っています。
- コンサルテーション方法
患者さんからの直接窓口はございません。
RSTは各病棟から、呼吸サポートチームPHSにご連絡いただき、診療依頼に対応させていただきます。
院内人工呼吸器学習会
人工呼吸器の安全管理に関する学習会を院内で開催、また各病棟からの依頼を受け、呼吸器に関連した勉強会を開催しています。