一方向性パス

一方向性パスとは

1つの治療スケジュールの中で、患者さんの状態に合わせて、連携する医療機関に診療内容を引き継ぐ仕組みです。各医療機関が役割を分担し、患者さんの状態を引き継ぐことで、切れ目なく医療を受けられます。 一方向性パスには脳卒中地域連携パス、透析施設紹介があります。

脳卒中地域連携パス

奈良県脳卒中地域連携パスは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血を発症された患者さんが、奈良県立医科大学附属病院での手術・治療後、患者さんの状態に合わせて、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟、療養病棟等役割をもつ病院でリハビリや療養を行い、自宅に退院できることを目指します。

透析施設紹介

今後、血液透析が必要な患者さんが、スムーズに維持透析施設に通院できるよう、シャント造設時から維持透析ができる医療機関への見学・選定の支援をします。患者さん、ご家族のライフスタイルを踏まえ、透析実施時間や通院方法等の情報を提供し支援をします。
血液透析導入時には、透析情報等維持透析施設に情報提供し、透析曜日等調整のうえ、維持透析施設での透析がスムーズに開始できるよう支援します。